1944年に山口県立医学専門学校として創設された山口大学医学部。
地域医療の拠点地域として、また世界レベルの医学研究の拠点として多くの医療人や医学研究者を輩出し続けてきた中国地方屈指の医学部として知られています。
「○○学」といった従来の学問体系を解体し、臓器別・疾患別に再編成した少人数のコース・ユニット制を採用。
また、2012年からは大学院への進学を奨励し将来の研究医(アカデミックドクター)を養成する目的で「高度学術医育成コース」を設置し、高度学術医育成特別プログラム(SCEAプログラム)と、高度学術医育成一般プログラム(AMRAプログラム)を用意しています。
募集人員 | 107名 |
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試験日程 | 2月25日(土)、2月26日(日) |
試験科目 | ●前期 【センター試験】 ■5教科7科目 国…国 地理…世B,日B,地理B/公民…現社、倫、政経、倫・政経から1科目選択 数…数Ⅰ、数A 数Ⅱ、数B 理…物理、生物から1科目選択 化学 外…英 【個別学力検査等】 ・数…数Ⅰ、数Ⅱ、数Ⅲ、数A、数B ・理…物基・物、化基・化、生基・生から1科目選択 ・外…英語 ・面接●後期 【センター試験】 ■5教科7科目 国…国 地理…世B,日B,地理B/公民…現社、倫、政経、倫・政経から1科目選択 数…数Ⅰ、数A 数Ⅱ、数B 理…物理、生物から1科目選択 化学 外…英 【個別学力検査等】 ・小論文 ・面接 |
年度 | 募集定員 | 志願者数 | 受験者数 | 合格者数 |
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2022年 | 107名 | 674名 | 483名 | 110名 |
上記の倍率に驚きましたでしょうか。ですが、倍率はさほど重要ではありません。 偏差値70の受験生が多い受験校の倍率2倍と偏差値60の受験生が多い受験校の倍率10倍では、天地の差で難易度が変わります。
ただ、医学部受験には万全の体制で臨む受験生が圧倒的にいることに変わりはありません。難関志望校合格を確実にするためにも、在籍生や卒業生から高い評価を獲得している全国の医学部予備校を検討してみてはいかがでしょうか。
年度 | 最高点 | 最低点 | 平均点 | |
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2022年 | 前期 | 1354.4点 | 1080.2点 | 1203.8点 |
2022年 | 後期 | 1201.1点 | 1122.4点 | 1151.3点 |
前期日程 | センター試験 | 842.6点 | 707.2点 | 781.4点 |
2次試験 | — | 534点 | 332点 | 422.4点 |
後期日程 | センター試験 | 858点 | 806点 | 831.9点 |
2次試験 | — | 411.5点 | 310.2点 | 365.2点 |
年度 | 統 計 | 新 卒 | 既 卒 |
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2022年 | 95.7%(112名) | 92.3%(108名) | 96.6%(113名) |
山口大学医学部では日本学生支援機構の奨学金制度をはじめ、あしなが育英会、日通などの民間団体や地方自治体の奨学金制度に申請することができ、学生への手厚い就学サポートを行っています。
受験生、就学生それぞれ修学資金奨学金制度あり。
また山口大学独自に入学料や授業料の一部または全額免除する免除制度も設置。
最大全額の免除や徴収猶予を受けることが可能です。
奨学制度名 | 日本学生支援機構 |
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種別 | 貸与奨学金 |
金額 | ・第一種:月額3万・4万5千・5万1千円(5万1千円は自宅外通学のみ) ・第二種:3万・5万・8万・10万・12万円の中から選択可 |
期間 | 貸与開始の年月から卒業、または修了予定の最短年月までの期間 |
対象 | ・第一種:高校の成績の平均値が5段階で3.5以上、そして家庭の収入が846万円以下 ・第二種:高校の成績は水準以上で、家庭の年収が1172万円以下 ※4人世帯の場 |
奨学制度名 | 山口県等医師修学資金 |
種別 | 貸付 |
金額 | 月額15万円 (年間:180万円、6年間:1,080万円) |
期間 | 以下の対象者は奨学金返還を免除。 大学を卒業した日から2年以内に医師免許を取得し,臨床研修を修了した後,貸付期間の2倍に相当する期間(12年)を経過するまでの間に,山口県の指定する県内の公的医療機関等において医師として業務に従事した期間が,通算して,貸付期間の1.5倍に相当する期間(9年)に達した場合。 なお,貸付期間の1.5倍に相当する期間(9年)のうち4年間は,過疎地域の病院で医師として業務に従事することが必要。 |
対象 | 高等学校を平成23年3月以降に卒業した者又は平成24年3月に卒業見込みの者で,学習成績,人物ともに優れ,卒業後,山口県内の医療機関等において,過疎地域を含めた医療の発展に貢献する強い意志のある者として高等学校長が責任をもって推薦できる者で,かつ,合格した場合,入学を確約できる者。 |
学ぶための環境を完備。将来良い医師になれると思えば、がんばれる!
医学の勉強は膨大な知識と深い理解力を求められるため、時々逃げ出したくなることがありますが、6年間の努力が医師としての技量につながると思うと、やりがいを感じます。
山口大学医学部は独自のカリキュラムと電子シラバスの制度、24時間利用できる図書館など、学ぶための環境がそろっています。
課外授業や部活も盛んなので、横のつながりだけでなくタテのつながりも強く、さまざまな人間関係の中で視野を広げることができます。
自然豊かな山口で、充実した学生生活を一緒に送りましょう!
医学の世界の広さを感じさせてくれる充実した場所
山口大学医学部では医師の世界の広さを深く理解でき、将来医学の道に進む私たちにとって適した勉強環境が整っています。
医学の世界の広さを知る機会のひとつに自己開発期間があります。
医学の研究分野を半年間かけて経験するもので、医学研究の世界を身近に体験することができます。
また医師に必要なコミュニケーション能力も実習や部活動を通じて学ぶことができます。
私は6浪して医学部に入りましたが、医学にはそれだけの魅力があると今でも思っています。