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春の効果的な勉強法とは?

春のスケジュール

医学部受験はスタートダッシュが要。
まずは基礎固めから

通常、受験勉強は4月にスタートさせる人が多いのですが、医大合格を目指すならクリアしなければならない課題は山ほどあります。3月のうちから1日も早くスタートを切り、計画的に受験勉強を進めていけるかどうかが合格を手にするコツ。まずは気持ちを切り替えて、取り組む科目の優先順位を考えていきましょう。

重要科目の春スケジュール

3月 4月 5月
数 学 数ⅠA、数ⅡB、数Ⅲの基礎 数ⅠA、数ⅡB、数Ⅲの基礎 数ⅠA、数ⅡB、数Ⅲの基礎
英 語 長文、文法の基礎 長文、文法の基礎 長文、文法の基礎
生 物 細胞・発生 遺伝 動物の反応
化 学 理論 理論 理論、無機
物 理 力学 力学 力学、波動
国 語 - - -
地歴・公民 - - -

数学

3月 4月 5月
数ⅠA、数ⅡB、数Ⅲの基礎 数ⅠA、数ⅡB、数Ⅲの基礎 数ⅠA、数ⅡB、数Ⅲの基礎

得点差がつきやすい数学は春のうちに
基礎力を強化

数学は得点として結果に表れるまでに時間がかかるものの、受験で得点差がつきやすい科目でもあります。ライバルに差をつけるには、春の間はまず数学の基礎力を重点的に強化するのが大事。数ⅠAの基礎からスタートさせ、続いて数ⅡBの基礎へ。並行して数Ⅲの基礎問題に取り組み、夏までに基礎力をしっかり身につけましょう。

英語

3月 4月 5月
英語 長文、文法の基礎 長文、文法の基礎 長文、文法の基礎

文法と長文読解力をハイピッチで鍛えよう

数学と並んで春に強化したいのが英語。受験に出る文法や長文問題が身につくには時間がかかるので、文法の基礎問題を春のうちに徹底してトレーニングしておきましょう。文法がある程度頭に入ったら、長文読解に慣れるトレーニングを。長文はスピード命ですから、日頃から長文に触れておき、設問に対する情報をすばやくキャッチできる力を鍛えておきたいところ。

生物

3月 4月 5月
生物 細胞・発生 遺伝 動物の反応

医学の基礎となる科目だけに、基礎力アップが命題

医学部は生物を基礎とする学部ですから、当然ながら生物の基礎学力だけではたちうちできません。生物の勉強で大事なのは、とにかく苦手分野を作らず全てをまんべんなくマスターすること。暗記が多い科目ですから、総合演習は受験日に近い夏以降にして、春の間は基礎問題に取り組みましょう。

化学

3月 4月 5月
化学 理論 理論 理論、無機

確実に点が取れる科目。しっかり地固めして合格を引き寄せよう

化学は学習内容が幅広いため、一度どこかでつまづくと弱点や苦手分野が生まれやすい科目です。逆に言えば、しっかり基礎固めをしておけば確実に点が取れる科目でもあります。春はまず、理論分野の基礎固めからスタート。理論から始めて、次は暗記が多い無機、有機へと進んでいきましょう。

物理

3月 4月 5月
物理 力学 力学 力学、波動

標準レベルの問題が多いジャンル。コンスタントに勉強を

物理は医大によって入試問題にあまり差が出ない分野。入試対策としては標準レベルの知識を確実なものにすることが大切です。物理の基礎を分野ごとに1つずつ学習して知識を積み重ね、着実に点が取れるよう体にしみこませていきましょう。まずは力学からスタートし、5月までには波動へと進みましょう。

国語

3月 4月 5月
国 語 - - -

現代文の過去問トレーニングと古文の文法マスターが基本

医大受験生にとって国語はセンター試験対策が基本となります。そのため国語は後回しにしがちですが、油断した結果足下をすくわれるのも国語。まずはセンター試験の過去問にくり返し取り組んで、読解力を身につけましょう。また古文は単語や文法が理解できないことには先に進めないので、まずは基礎から身につけて。

地歴・公民

3月 4月 5月
地歴・公民 - - -

夏までにひと通りの学習を終わらせておこう

覚えることが山積みの医大受験だけに、地歴・公民に力を入れない受験生が多いのが現状です。けれど意外と小論文や面接などで、地歴・公民の知識が活かされる場面が多いもの。受験に向けて追い込みとなる夏までに、ひと通りの学習を終えておきたいものです。重要用語の6割ほどを夏までに理解できるレベルになっておけば、センター試験対策としては合格点。

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