日本大学は、日本精神の建学を理念として1889年に開学され、それ以来14の学部と20の大学院研究科を擁する総合大学に発展。
医学部は、1925年3月に専門部医学科として開設され、1942年に旧制大学の医学部に昇格して81年の歴史を刻んできました。
医学部では「自己開発教育」を基本に、人間性に溢れた「良き臨床医」「優れた医学研究者」及び「それらの養成を目指す医学教育者」を育成しています。
1年次から一般教育科目に加え、学内外の講師を招いて医学の現状、医師を目指す者としての使命感・倫理観を学ぶ「医学序論」を配置するとともに、小グループ制によるセミナーで個別の指導を行っています。
また、学外の医療・保健・福祉施設の協力を得て「社会体験学習」プログラムを実施。
平成18年度からは、症例に基づいた問題基盤型のチュートリアル教育を3~4年次の臨床医学・社会医学に導入しています。
募集人員 | 90名 |
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試験日程 | 1次試験:2月1日(水) 2次試験:2月11日(土) |
試験科目 | ■3教科 ・数…数I・数A・数II・数B(「確率分布と統計的な推測」を除く)・数III ・理…物基・物、化基・化、生基・生から2科目選択 ・外…コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II ・適正検査…心理テスト ・小論文 ・面接 |
年度 | 募集定員 | 志願者数 | 受験者数 | 合格者数 |
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2022年 | 102名 | 3979名 | 3465名 | 198名 |
2021年 | 102名 | 4509名 | 3945名 | 185名 |
上記の倍率に驚きましたでしょうか。ですが、倍率はさほど重要ではありません。 偏差値70の受験生が多い受験校の倍率2倍と偏差値60の受験生が多い受験校の倍率10倍では、天地の差で難易度が変わります。
ただ、医学部受験には万全の体制で臨む受験生が圧倒的にいることに変わりはありません。難関志望校合格を確実にするためにも、在籍生や卒業生から高い評価を獲得している全国の医学部予備校を検討してみてはいかがでしょうか。
年度 | 満点 | 最高点 | 最低点 | 平均点 | |
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2022年 | 前期 | 430点 | — | 257.9点 | — |
後期 | — | — | — | — |
年度 | 満点 | 最高点 | 最低点 | 平均点 | |
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2021年 | 前期 | 400点 | — | 230.8点 | — |
後期 | — | — | — | — |
年度 | 統 計 | 新 卒 | 既 卒 |
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2022年 | 89.8%(97名) | 90.6%(96名) | 50.0%(1名) |
2021年 | 98.3%(115名) | 99.1%(113名) | 66.7%(2名) |
2020年 | 97.3%(107名) | 97.0%(97名) | 100.0%(10名) |
修業が難しそうな学生が安心して学生生活を送るための奨学金制度として、「日本学生支援機構奨学金」があります。
また、日本大学の奨学金制度「日本大学奨学金」「日本大学校友会(奨学金付教育ローン)奨学金」、医学部の奨学金制度として「医学部土岐奨学金」「医学部永澤奨学金」「医学部同窓会60周年記念医学奨学金」「医学部同窓会就学奨学金」などが用意されています。
さらに経済的援助を必要とする学生には、国民金融公庫が取り扱っている『国の教育ローン』や都市銀行の『教育ローン』などの情報も提供しています。
奨学制度名 | 日本学生支援機構奨学金 |
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種別 | 貸与奨学金 |
金額 | 第一種:月額3万・5万4千・6万4千円 (6万4千円は自宅外通学のみ) 第二種:3万・5万・8万・10万・12万円の中から選択可 |
期間 | 貸与開始の年月から卒業又は修了予定の最短年月までの期間 |
対象 | 第一種:高校の成績の平均値が5段階で3.5以上、そして家庭の収入が846万円以下 第二種:高校の成績は水準以上で、家庭の年収が1171万円以下 |
早いうちから卒業後のビジョンを持っておいた方がいい
私は、日本大学医学部に入学するまでは、医学部になんとか合格して、国家試験を合格して…ということしか考えていませんでした。
でも、ここで学んでいろんな方やいろんな施設に触れて、「国家資格を取ることが全てじゃない」と実感。
どういう医者になりたいのか、どんな医療に取り組んでいきたいのか、今の医療をどう変えたいのか…など、日々考えさせられました。
すぐには無理かもしれませんが、早いうちから卒業後のビジョンを持っておいた方が迷わずにすみます。
日本大学医学部に入学した方には、どうか、立派な医師になってもらいたいと思います。
集中して医学の道を究めたいと思っている人にぴったり
先生方がとても熱心です。
特に医学英語の先生がとても教育熱心で、毎年外国の医師国家試験の合格者を出しているほどです。
他の先生も指導が丁寧ですし、時々個性的な先生がいるけど話を聞いている分には本当におもしろいです。
入学してから少し驚いたことなのですが、総合大学とはいえ、同じキャンパスの生徒が少ないので少し閉鎖的な気もします。
他の学部との交流はほとんどといっていいほどありません。
にぎやかな総合大学をイメージしている人にとっては少しガッカリかもしれませんね。
でも、集中して医学の道を究めたい、という方には向いている大学だと思います。