受験前の最も大事な時間の大半を過ごすのですから、予備校選びはとにかく入念なチェックが大切。どんな指導をしているか、自分が勉強に集中できる環境が整っているかなど、予備校の特色を把握して自分との相性を考えましょう。個別指導がいいか、大勢で学ぶ方がやる気が出るのかなど、集中できる学習スタイルは人それぞれ。実績の高さや知名度、学費などのデータだけが判断材料ではありません。ここでは、医学部予備校を選ぶ際に知っておきたいことをご紹介します。
難関と言われる医学部への合格を実現するには、やみくもに勉強すればいいわけではありません。大切なのは自分の中で明確にゴールを決め、そこに向かって1年間の学習スケジュールをきっちり立てること。そして、1日も早く受験勉強を始めることです。課題山積みの医大受験では、スタートの早さは大きなアドバンテージ。時間を有効に使いながら、身につけるべき知識を着実に積み重ねて合格を勝ち取りましょう!
医学部受験は課題が山積み。まず春に年間スケジュールをしっかり立て、数学・英語を中心に基礎力アップに集中しましょう。
医大受験の勉強は、夏までに各学年の基礎学習をひと通り終わらせておくことが理想。基礎を強化し、苦手を残さずつぶしておくこと。
夏までに培った基礎力をもとに、秋は演習問題で基礎力を得点に結びつけるトレーニング期間。弱点が見つかったらここで強化を。
受験シーズン到来。志望校の過去問対策に取り組んで、受験日に最大限の力を発揮できるよう集中力を高めていきましょう。
中には、スケジュールもサポート体制も攻略法も第三者にお願いして、自分はその計画に沿って勉強をしていたい受験生もいると思います。紹介しているスケジュールに関しても、あくまで目安であり必ずしもどんな人にも最適なものとはいえません。本気で医学部合格を目指すのであれば、個々人の学力に合ったスケジュール管理をしていくべきです。それができるのは個別指導の予備校だけ。
下にあるボタンから遷移できるページに、個別指導が人気の予備校を厳選しています。すべては受験合格のために万全の体制で臨むためにも、ぜひ参考にしてみてください。
年々難易度が上がっている医学部入試を勝ち残っていくためには、1年間という限られた時間をいかに有効に使うか、綿密なスケジューリングが不可欠です。国公立か私大かによって強化ポイントは異なりますし、大学によって出題傾向はさまざま。まずは春から夏にかけて全科目の基礎力をできるだけアップさせた上で、秋から総合力アップ、志望校に絞った科目強化へと段階を踏んで進みましょう。
一朝一夕では実力がつかない数学は、得点差がつきやすいだけに合格のカギを握る科目。真っ先にスタートを切って基礎力アップを目指しましょう。
数学と並んで1日も早く始めたい英語。長文読解や英作文など、受験生が苦手とする勉強を強化して得点につなげることが重要です。
暗記が多い科目は、一度勉強しただけでは最初に記憶したことを忘れがち。受験日に全ての知識が引き出せるよう、計画的な学習がポイントです。
センター対策科目はどうしても後回しにしがちですが、その結果、医大合格を逃す人は少なくありません。油断は禁物、基礎固めを入念に。
「小論文や面接対策は受験直前にやろう」は大間違い。直前は弱点科目の強化に時間が取られるため、余裕のある春に着手するのが正解です。
受験当日までに合格ラインの学力まで上げていくためには、科目や学習内容の優先順位を決めて、時期にあわせて強化ポイントをしぼっていくこと。学習が得点に結びつくまで時間がかかる数学や英語は春から徹底して取り組むことが大切ですし、暗記が多い生物・化学・物理は項目別に基礎力を積み上げてから弱点強化へ進みます。国語や地歴・公民などセンター試験対策科目は油断すると足をすくわれるので、基礎固めをしっかりと。小論文は直前でなく春のうちに取り組むのがコツです。