東北で医学教育・医学研究を提供している東北大学医学部。
医学部医学科の使命は、豊富な知識と技術に裏打ちされた暖かい人間性と高い倫理観を有する医師を育成することです。
医師たる者には種々領域でのリーダーとして、幅広い見識と深い洞察力が求められており、本医学科では、問題解決に向けての指導力・実践能力を育む教育を推進しています。
医学科は6年間一貫教育。
6年間に渡って履修し、医学を修得するカリキュラムを組んでいます。
医学科はこれまで、仙台医学専門学校時代に魯迅が学んだのをはじめ、多数の外国人留学生を受け入れてきました。
また、海外派遣、外国からの研究員も受け入れ、外国との共同研究も活発です。
また、個性あふれる教授陣のもと、多数の研究室が設置されているのも特徴。
希望通りの研究が期待できるはずです。
| 募集人員(医学科) | 15名(AO〈総合型選抜〉Ⅱ期のみの情報) |
|---|
| 年度 | 募集定員 | 志願者数 | 受験者数 | 合格者数 |
|---|---|---|---|---|
| 2022年 | 135名 | 487名 | 439名 | 137名 |
| 2021年 | 135名 | 638名 | 334名 | 138名 |
上記の倍率に驚きましたでしょうか。ですが、倍率はさほど重要ではありません。 偏差値70の受験生が多い受験校の倍率2倍と偏差値60の受験生が多い受験校の倍率10倍では、天地の差で難易度が変わります。
ただ、医学部受験には万全の体制で臨む受験生が圧倒的にいることに変わりはありません。難関志望校合格を確実にするためにも、在籍生や卒業生から高い評価を獲得している全国の医学部予備校を検討してみてはいかがでしょうか。
近年のデータは発表されていません。
| 年度 | 統 計 | 新 卒 | 既 卒 |
|---|---|---|---|
| 2022年 | 94.2%(129名) | 96.8%(122名) | 63.6%(7名) |
| 2021年 | 90.8%(109名) | 93.0%(107名) | 40.0%(2名) |
| 2020年 | 95.3%(122名) | 98.3%(117名) | 55.6%(5名) |
東北大学医学部では、「東北大学医学部向け宮城県修学資金貸付制度」や、「艮陵育英奨学金」の他、全学科対象の「日本学生支援機構奨学金」などの奨学金を条件に合った方は受けることができます。
また、「学生顕彰制度」という、すぐれた業績や模範となる活動を行った学生を顕彰することで、医学部学生を奨励しています。
最終学年までの専門課程総合で最優秀学生に贈られる「東北大学総長賞」、論文発表、学会発表を行ったものから選抜される医学部が対象の「学生奨学賞」、成績優秀者やボランティア参加したものに贈られる「医学部学生顕彰」などが用意されています。
| 奨学制度名 | 東北大学医学部学生向け宮城県修学資金貸付制度 |
|---|---|
| 種別 | 給付型 |
| 金額 | 月額10万円 |
| 期間 | 3年次~6年次の4年間 |
| 対象 | 卒業後8年以内に4年間の宮城県内勤務(うち2年は宮城県の指定する自治体病院) |

さすが東北トップ!周りのレベルが高すぎます
生まれつき体が弱いことで、幼いからお医者さんになる、と心に決めていました。
実家が宮城県なのが、東北大学医学部を第一志望にした理由です。
倒れるくらい必死で勉強してなんとか東北大学医学部に入学しましたが、周りのレベルが高すぎます!さすが、東北地域の医学部でトップだと言われているだけあります。
しかし、入ってしまったら自分もトップレベルなのだという意識がつきはじめ、恥ずかしくないよう勉強しなければ、という気持ちになってきました。
受験で頑張ったのは、今の糧となっています。
あの期間がなければ、今の自分は当たり前ながらいません。
今は辛いかもしれませんが、トップレベルの大学、そしてトップレベルの医療を目指して頑張りましょう!

熱い先生に囲まれて、しっかり基礎から学べます
東北大学医学部に入学して思うことは、しっかり基礎から学ばせてもらえるのであらゆる応用が効きそうだということです。
先生も熱くて、講義の時間はあっという間に終わってしまいます。
ただ、その分臨床時間が短いので、早く実習が増えればいいなと思っています。
入試の時のアドバイスとして、模試の判定は気にしない方がいいです。
私自身、B判定をとったことで油断をしていて、1週間後にE判定をとり「やらなきゃ!」という気持ちになりましたが、もしも判定が逆だったらあのまま油断したままだったかもしれません…。
どんな判定が出ても全力でいくことが大事です。