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杏林大学医学部

名門大学の医学部情報:杏林大学医学部

新しい医療が学べる大学

「杏林」とは、優れた人格を持った人物を指す故事成語。その名前を関する杏林大学は、今でこそ医学部以外もありますが、もともとは医師の養成を目指す大学です。そのため医学部のための施設が大変充実しているのが、大きな魅力。医学部の基礎医学研究棟と臨床医学研究棟、講義棟があり、日々医学・生命科学の研究が行われているだけでなく、研究成果に基づいた教育もされています。また、附属病院がかなりの規模であり、学生の教育病院としてはハイレベルな指導・たくさんの症例や設備が見れるのも大きなポイント。

医学部では、三鷹キャンパスで6年間の一貫教育が行われます。年次ごとに順を追って医師となるための教育が行われ、医師国家試験に合格した後は付属病院での2年間の臨床研修にも携わることができ、その後も基礎医学、臨床医学の大学院への道も開かれているなど、体制は充実しています。

このように、卒業後まで含めた高いレベルの支援があるのが、杏林大学医学の特徴と言えるでしょう。

2023年度 医学部入試情報

募集人員(医学科) 105名
試験日程 令和5年1月20日(金)
1次試験科目 《必須科目》 ●英語  ●数学
《選択科目》 ●理科3科目(物理、化学、生物)の中から問題配付後に2科目を選択
[出題範囲]
●英語:「コミュニケーション英語Ⅰ」「コミュニケーション英語Ⅱ」「コミュニケーション英語Ⅲ」「英語表現Ⅰ」「英語表現Ⅱ」
●数学:「数学Ⅰ」「数学Ⅱ」「数学Ⅲ」「数学A」「数学B」 ※「数学B」は〔確率分布と統計的な推測〕を除く
●物理:「物理基礎」「物理」 ●化学:「化学基礎」「化学」  ●生物:「生物基礎」「生物」
2次試験科目 小論文・面接

2023年度の医学部受験申し込み方法

WEB出願登録・検定料支払:出願開始日9時~出願締切日17時 出願書類郵送:出願締切日必着

前年度入試データ

出願実績

年度 募集定員 志願者数 受験者数 合格者数
2022年 117 名 3388 名 3290 名 194 名

上記の倍率に驚きましたでしょうか。

ですが、倍率はさほど重要ではありません。

偏差値70の受験生が多い受験校の倍率2倍と偏差値60の受験生が多い受験校の倍率10倍では、天地の差で難易度が変わります。

ただ、医学部受験には万全の体制で臨む受験生が圧倒的にいることに変わりはありません。

難関志望校合格を確実にするためにも、在籍生や卒業生から高い評価を 獲得している全国の医学部予備校を検討してみてはいかがでしょうか。

入学試験情報

※非公開

医師国家試験合格率

年度 統 計 新 卒 既 卒 含
2022年 90.7% 94.0% 50.0%

奨学金制度

さまざまなタイプの奨学金がある

杏林大学には、「杏林大学奨学金」をはじめ、「杏林大学緊急時奨学金」「杏林大学海外研修・留学奨学金」など、さまざまなタイプの奨学金があります。

「杏林大学奨学金」は、成績・人物ともに優秀で修学継続の熱意があるにも関わらず、経済的な自由によって授業料の納入が困難な学生を支援する奨学金で、年額で36万円まで支援を受けることができます。

「杏林大学緊急時奨学金」は、保護者(家計支持者)の経済的な状況が急変したことで、学業継続の意志があるにも関わらず修学の継続が極めて困難だという人に、在学中1回のみ最大50万円が給付されます。

この他にもさまざまなタイプの奨学金があるので、自身の状況に合わせて検討してみるといいでしょう。

奨学制度名 杏林大学奨学金
金額 年額360,000円を年2回に分けて給付 (7月・12月)
期間 貸与・給付開始の年月から卒業、または修了予定の最短年月までの期間
対象 【対象】学部生:2~6年生(※医学部以外では2=4年生) 【主な審査項目】 ※申込基準等の詳細は、説明会にて通知されます。 1.GPA(成績評価平均値)2.面接審査 3.小論文審査 4.家計評価 5.その他(大学が必要と認めた場合) 【給付人数】42名(4学部) ※年度予算の範囲内。変更の可能性があります。

奨励金制度も充実

また、杏林大学には優秀な学生を対象に、奨励金の給付を行う制度もあります。具体的には、2年生以上の在学生で前年度の学業成績が優秀、かつ人物・生活面に優れたという人物、各学部学科・学年上位1名に、年額5万円が給付されます。こちらの存在も、頭に入れておくといいかもしれませんね。NHK受信料の免除もあります。

先輩からのメッセージ

人

毎日の積み重ねが大事

1年では生物、化学、物理の基礎をそれぞれ学び、3つとも実習を行います。

統計学も学んでおり、後期には解剖学の座学が始まります。

2年の前期に解剖学実習が始まり、後期には組織解剖学の実習があります。

一年を通して生理学、寄生虫、感染症を学びます。

杏林大学は総合大学なので一般教養、英語なども時間を多く取るというイメージがありましたが、英語は週に一コマのみ、他の時間は理系科目のみを行うなど、思い描いていたものと違ったところがありました。

講義のコマ数は多く、入学前に時間割のようなものが分かっているとよかったかもしれません。

テストは夏休み、冬休み明けにそれぞれあり、とても大変なので、毎日の積み重ねが大事だと感じます。

人

コ勉強はとても楽しく、やりがいがある

留年が多いので、しっかりと勉強をしておく必要があるでしょう。

勉強以外のキャンパスライフだと部活がメインとなっており、サークルはほとんどありません。

病院自体はとても綺麗でいいキャンパスですが、研究室や授業を受ける行動はやや古さが目立ちます。

学生生活の合間にアルバイトもできるとは思いますが、かなり大変だと思います。

勉強の内容は想像以上に大変ですが、楽しいですしやりがいを感じます。

やや都心から離れたところにありますが、勉強をしっかりとしたい、都心から離れた場所で集中したいという人には、もってこいの環境だと思います。

奨学金も利用できるので、もし必要に迫られているということであれば、一度相談してみてはいかがでしょうか。

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