choice 医学部合格への道 Road to Success

Road 07 医学部受験の
面接・小論文対策

医学部受験の2次試験で立ち向かうことになる面接と小論文は、医師としての適性や思考、人間性などを総合的に判断され、医学部合格を左右するほど重要な科目といわれています。学力アップに力を注いでおろそかにせず、早期のうちからしっかりと対策をとっておきましょう。

  • 合否を左右する面接を制するには

    医学部受験には筆記試験だけでなく、面接審査が行われます。特に面接は医学部合格を左右するといってもいいほど、近年非常に重要視されています。というのも医師を志す者は常に勉強を続けて研鑽を重ね、患者と真摯に向き合う人間性とコミュニケーション能力が求められるからです。受験時の学力だけでなく、勉強することが好きかどうか、医学についてどんな考え方を持っているのか、自分の思考を確実に伝えることができるのかといった能力が試されるのが、医学部受験の面接なのです。面接次第では補欠の繰り上げが行われるケースもあるため、決して甘くみてはいけません。

    受験生は学力アップに必死になるあまり面接対策を後回しにしがちですが、付け焼き刃で対応できることではないため、日頃から自分の考えをしっかりとまとめ、言葉にして相手に伝える訓練が必要です。入試直前ほど不得意科目の強化に時間を取られてしまうので、面接対策は春から始めておくのが重要です。

    大学によって、個人面接やグループ面接、複数名の討論形式で行われる面接など、さまざまなパターンがあります。志望校で行われる面接形式を事前に確認して対策を練っておきましょう。具体的な点数化について公開している大学はほとんどないため、医師としての適性や社会適応力、勉学意欲、人柄など、医師として適切な人物かどうかを総合的な観点から評価されます。

    例えば、医師不足や医療ミスについてといった医学にまつわる質問もあれば、医学に全く関係ない社会問題や友人関係などについて質問されることもあり、大学ごとの対策は不可欠です。医学予備校では面接対策の講義を行う学校も多いので、繰り返しトレーニングを積んで、本番にしっかりと自分の思いが伝わるように準備しておきましょう。

    面接では耳障りのいいフレーズや定型の発言をするより、素直に自分の考えを発言するほうが好感を持たれます。面接官は現役医師や医学研究者がつとめることが多いため、志願者が自分の言葉で話しているかどうかはすぐにわかってしまいます。

  • 小論文は書いて書いて書き慣れることが重要

    面接と同様に、合否を分ける重要な要素となるのが小論文です。面接と小論文はセットで実施されることが多く、自分の思考をまとめて伝えるという意味では共通する部分が多いため、セットで対策するのが一般的です。

    小論文の試験は大学によって異なりますが、だいたい600〜800字程度の論文を出題することが多いようです。小論文は作文と違い、いかに自分の論点を自分自身の体験や各種情話宇、具体例などを取り上げながら明確に表現するかが重要となります。出題は課題文を読んで論述する問題や、地域医療や生殖医療など、医師としての倫理観を問う問題、環境破壊やゆとり教育といった社会問題について問う問題、一見医学とは全く関係ないように思える抽象的な質問など、いくつかのパターンがあります。

    志望校にどういった小論文の傾向があるのか事前に確認し、過去問を解くなど十分な対策を取るようにしてください。小論文がうまく書けるようになるには、何度も繰り返し書いて慣れるしか方法はありません。自力では客観的な判断ができづらいため、第三者に見てもらうことが大切。医学予備校で行われている小論文対策の授業でしっかりトレーニングしておきましょう。

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